ペマジールに関するよくあるご質問
製剤的事項
14錠包装及び42錠包装の大きさは以下のとおりです。
(14 錠包装)
PTPシートサイズ:縦110mm×横30mm
個装箱サイズ:縦120mm×横42mm×高さ22mm
段ボール箱(外寸)サイズ:縦383mm×横243mm×高さ200mm
(42錠包装)
PTPシートサイズ:縦146mm×横65mm(カード包装)
個装箱サイズ:縦149mm×横69mm×高さ25mm
段ボール箱(外寸)サイズ:縦363mm×横281mm×高さ319mm
特別な規定はありません。院内の廃棄基準に従って廃棄お願いいたします。
特定の背景を有する患者
重度の腎機能障害患者では、減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、副作用の発現に十分注意してください。本薬の血中濃度が上昇することがあり、副作用が強くあらわれるおそれがあります。
ペミガチニブ9mgを投与したとき、重度腎機能障害者(推算糸球体濾過量(eGFR)が30 mL/min/1.73m2未満))(8例)のAUCは、健康被験者(腎機能正常者)の159%、Cmaxは64.6%であったとの報告があります(外国人データ:引用1,2)
なお、「重度の腎機能障害を有する患者に対して、本薬の用量を9.0mgとした際の有効性及び安全性を検討した臨床試験成績は得られていないことから、現時点において、当該患者に対する用量の適切性を判断することは困難であり(引用3)、減量基準はございません。
<参考>重度の腎障害に対して、USの添付文書(引用4)およびEUの添付文書(引用5)においては、1段階減量して投与を開始する旨の記載があります
2.5 Recommended Dosage for Severe Renal Impairment :USの添付文書(引用4)
The recommended dosage of PEMAZYRE for patients with severe renal impairment (eGFR estimated by Modification of Diet in Renal Disease [MDRD] 15 mL/min/1.73 m2 to 29 mL/min/1.73 m2) is 9 mg with the schedule (intermittent or continuous) designated for the indication.
Renal impairment:EUの添付文書(引用5)
Dose adjustment is not required for patients with mild, moderate renal impairment or End Stage Renal Disease (ESRD) on haemodialysis. For patients with severe renal impairment, the dose of patients who are taking 13.5 mg pemigatinib once daily should be reduced to 9 mg once daily and the dose of patients who are taking 9 mg pemigatinib once daily should be reduced to 4.5 mg once daily (see section 5.2).
【引用】
1)ペマジール 添付文書 9.2.1, 16.6.1
2)ペマジール インタビューフォーム Ⅶ.薬物動態に関する項目 10.特定の背景を有する患者 (1)腎機能障害患者
3)ペマジール 審査報告書(2021年3月23日承認) 6.R.2 腎機能障害を有する患者に対する本薬の投与について
https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210324005/150892000_30300AMX00259000_A100_1.pdf
4)米国添付文書:https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
5)EU添付文書(SmPC):https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/pemazyre-epar-product-information_en.pdf
末期腎不全患者における透析液中のペミガチニブ排泄率の幾何平均値は5.67%であり、非結合型分率の幾何平均値は6.06%でした (引用1)
【引用】
1)ペマジール インタビューフォーム Ⅶ.薬物動態に関する項目 9.透析等による除去率(外国人データ)
中等度以上の肝機能障害患者では、減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、副作用の発現に十分注意してください。血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがあります。
ペミガチニブ9mgを投与したとき、中等度肝機能障害者(Child-Pugh分類 B、8例)のペミガチニブのAUC及びCmaxはそれぞれ、健康被験者(肝機能正常者)と比較し、146%、Cmaxは96.7%であったとの報告があります。また重度肝機能障害者(Child-Pugh分類 C、7例)の場合も同様に、健康被験者(肝機能正常者)と比較しペミガチニブのAUCは174%、Cmaxは94.2%であったとの報告があります(外国人データ:引用1,2)
なお、「重度の肝機能障害を有する患者に対する用量を9.0mgとした際の有効性及び安全性を検討した臨床試験成績は得られていないことから、現時点において、当該患者に対する用量の適切性を判断することは困難であり(引用3)、減量基準はございません。
<参考>重度の肝障害に対して、米国の添付文書(引用4)およびEUの添付文書(引用5)においては、1段階減量して投与を開始する旨の記載があります
2.6 Recommended Dosage for Severe Hepatic Impairment:USの添付文書(引用4)
The recommended dosage of PEMAZYRE for patients with severe hepatic impairment (total bilirubin > 3 × ULN with any AST) is 9 mg with the schedule (intermittent or continuous) designated for the indication.
Hepatic impairment:EUの添付文書(引用5)
Dose adjustment is not required for patients with mild or moderate hepatic impairment. For patients with severe hepatic impairment, the dose of patients who are taking 13.5 mg pemigatinib once daily should be reduced to 9 mg once daily and the dose of patients who are taking 9 mg pemigatinib once daily should be reduced to 4.5 mg once daily (see section 5.2).
【引用】
1)ペマジール 添付文書 9.3.1, 16.6.2
2)ペマジール インタビューフォーム Ⅶ.薬物動態に関する項目 10.特定の背景を有する患者 (2)肝機能障害患者
3)ペマジール 審査報告書(2021年3月23日承認) 6.R.1 肝機能障害を有する患者に対する本薬の投与について
https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210324005/150892000_30300AMX00259000_A100_1.pdf
4)米国添付文書:https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
5)EU添付文書(SmPC):https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/pemazyre-epar-product-information_en.pdf
米国の添付文書では、治療中及び最終投与後1週間避妊するように記載があります。催奇形性又は胚-胎児死亡を引き起こす非遺伝毒性医薬品については、FDAガイダンス「抗がん剤の生殖毒性試験とラベル表示に関する推奨事項」(引用1)において、投与終了後、半減期の5倍の避妊期間(ペミガチニブの半減期=15.4時間)を推奨しています。よって、妊娠可能な女性患者には、ペミガチニブの投与中及び最終投与後1週間は有効な避妊法を使用するよう指導することと記載されています。(引用4)
【参考】ペミガチニブ米国添付文書(引用2,3)
Females
Advise females of reproductive potential to use effective contraception during treatment with PEMAZYRE and for 1 week after the final dose.
【引用】
1)FDAガイダンス「抗がん剤の生殖毒性試験とラベル表示に関する推奨事項」https://www.fda.gov/media/124829/download Table2
2)ぺミガチニブ米国添付文書:8.3. Females and Males of Reproductive Potential
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
3)ペマジール インタビューフォーム Ⅻ.2.(1)妊婦等への投与に関する情報
4)ペマジール 適正使用ガイド Q&A Q7
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与が可能です。やむを得ず投与する場合は、ペミガチニブ投与による胎児へのリスク、妊娠中断の危険性について患者に十分説明してください。国内外臨床試験では、妊婦における使用経験がなく安全性は確立できていません。
また、動物実験(ラット)において、催奇形性、胎児発育遅延、及び胚・胎児死の発生が報告されています(引用1)。これらの情報をもとに有益性、危険性をご判断いただきますようお願い致します。
【引用】
1)ペマジール 添付文書9.5 妊婦
米国の添付文書では、治療中および最終投与後1週間避妊するように記載があります。催奇形性又は胚-胎児死亡を引き起こす非遺伝毒性医薬品については、FDAガイダンス「抗がん剤の生殖毒性試験とラベル表示に関する推奨事項」(引用1)において、投与終了後、半減期の5倍の避妊期間(ペミガチニブの半減期=15.4時間)を推奨しています。よって、パートナーが妊娠する可能性のある男性患者には、本剤の投与中及び最終投与後1週間は有効な避妊法を使用するよう指導することと記載されています。(引用4)
【参考】ペミガチニブ米国添付文書(引用2,3)
Males
Advise males with female partners of reproductive potential to use effective contraception during treatment with PEMAZYRE and for 1 week after the final dose.
【引用】
1)FDAガイダンス「抗がん剤の生殖毒性試験とラベル表示に関する推奨事項」https://www.fda.gov/media/124829/download Table2
2)ぺミガチニブ米国添付文書:8.3. Females and Males of Reproductive Potential
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
3)ペマジール インタビューフォーム Ⅻ.2.(1)妊婦等への投与に関する情報
4)ペマジール 適正使用ガイド Q&A Q7
パートナーが妊娠している又は妊娠する可能性のある男性に対しては、ペミガチニブ投与中及び投与終了後一定期間はバリア法(コンドーム)を用いるよう指導してください(引用1)。
【引用】
1)ペマジール 添付文書 9.4.2
投与方法
国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)における取り扱いに基づき粉砕してのご使用はお控えください。粉砕時の安定性、薬物動態、有効性、安全性のデータは持ち合わせておりません。
【参考】ペミガチニブ米国添付文書(引用1)
粉砕、咀嚼、分割、溶解して使用しないように患者さんに指導するよう記載されています。
Administration
・Instruct patients do not crush, chew, split or dissolve tablets.
【引用】
1)ぺミガチニブ米国添付文書:17. PATIENT COUNSELING INFORMATION
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)における取り扱いに基づき、溶解してのご使用はお控えください。溶解時の安定性、薬物動態、有効性、安全性のデータは持ち合わせておりません。
【参考】ペミガチニブ米国添付文書(引用1)
粉砕、咀嚼、分割、溶解して使用しないように患者さんに指導するよう記載されています。
Administration
・Instruct patients do not crush, chew, split or dissolve tablets.
【引用】
1)ぺミガチニブ米国添付文書:17. PATIENT COUNSELING INFORMATION
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
ラットを用いた生殖発生毒性試験において、臨床曝露量未満に相当する用量で胎児骨格異常の発生が報告されています(引用1)。また、抗がん剤の曝露の観点より、一包化はお勧めしておりません。
なお、無包装状態での長期安定性試験データは持ち合わせておりません。
【引用】
1)ペマジール 添付文書 9.4生殖能を有するもの
特定の背景を有する患者に関する注意として、腎機能障害患者、肝機能障害患者、生殖能を有する者、妊婦、授乳婦、小児がありますので、これらに該当するような場合は注意が必要です。また重大な副作用として、網膜剥離、高リン血症が挙げられていることにもご注意ください(引用1)。
服用に際しては、PTPシートから取り出して服用すること、粉砕、咀嚼、分割、溶解して使用しないようお願いいたします。
【引用】
1)ペマジール 添付文書 9. 特定の背景を有する患者に関する注意、11.1 重大な副作用、14.適用上の注意
ペマジール 添付文書に減量・休薬に関する記載はありますが、中止後の再開に関しては記載はありません。休薬後の再開につきましては、添付文書7.2「副作用に対する休薬、減量及び中止基準の記載」(引用1)にて状況に合わせてご確認ください。
【引用】
1)ペマジール 添付文書 7.用法及び用量に関連する注意 7.2副作用に対する休薬、減量及び中止基準
海外第Ⅰ/Ⅱ相試験(INCB 54828-101試験)において、進行性悪性癌患者12例にペミガチニブ13.5mgを高脂肪食、高カロリー食摂取30分後に単回経口投与したとき、空腹時投与に対するペミガチニブのCmax及びAUC0-24の幾何平均値の比(食後投与/空腹時投与)はそれぞれ0.817(90% CI:0.648, 1.03)及び1.11(90% CI:0.935, 1.31)でした(引用1,2)。
Cmax,ss及びAUCss,0-24の幾何平均値比の90% CI は生物学的同等性基準(0.8~1.25)の範囲外であるが、本試験は食事の影響を評価するための検出力が統計学的に十分でなく、定常状態のペミガチニブのPK に対する高脂肪・高カロリー食の影響は僅かで、臨床的意義はないと判断されました。従って、ペミガチニブは食前・食後を問わず投与できると考えられます。(引用2,3)
【引用】
1)ペマジール インタビューフォーム Ⅶ.1.(4)1)食事の影響(外国人データ)
2)ペマジール 社内資料:食事の影響(2021年3月23日承認、CTD 2.7.2.2.6.1.2)
3)ペマジール 審査報告書(2021年3月23日承認)6.1.2.1 海外第Ⅰ/Ⅱ相試験
https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210324005/150892000_30300AMX00259000_A100_1.pdf
ペマジールの添付文書上、定期的な検査等の規定はありません。重大な副作用がございますので、参考に国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)および国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-203試験)のモニタリング規定を参考にご紹介いたします。
<包括的眼科検査>
国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)および国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-203試験)において安全性モニタリングとして包括的眼科検査が行われました。包括的眼科検査は、スクリーニング期間中、3サイクル(±3日間)ごとに1回、治験終了の時点、及び臨床的に必要な場合に資格を有する眼科医によって実施されました(引用1)。
上記以外の「主な検査スケジュール(抜粋)」につきましては、適正使用ガイド「参考 国際共同第Ⅱ相試験の概要」をご参照ください。
【引用】
1)ペマジール 適正使用ガイド 参考 国際共同第Ⅱ相試験の概要
ペミガチニブによる網膜色素上皮剥離や高リン酸塩血症の予防のため、定期的な血清リン酸塩値や眼科医による網膜の検査をお願い致します。ペマジール 添付文書「8.重要な基本的注意」をご参照ください。
【ペマジール 添付文書 8. 重要な基本的注意】
8.1網膜剥離があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に眼科検査を行うなど観察を十分に行うこと。また、眼の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指導すること。[7.2、11.1.1参照]
8.2高リン血症があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血清リン濃度を測定し、血清リン濃度の変動に注意すること。[7.2、11.1.2参照]
国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)における取り扱いに基づき、4時間以内であれば服用し、4時間以上であれば服用せず、1日分スキップし翌日服用してください。服用後に嘔吐した場合も同日に服用せずに翌日服用してください。服用し忘れた場合でも1度に2回量を服用しないでください(引用1)。
飲み忘れに気づいてその日に服用するか、スキップ(その日は服用しない)となるため、スケジュールの変更はありません。
例えば、14日目(休薬の1日前)に飲み忘れてスキップした場合、休薬期間の7日にスキップした1日が加わり、実質休薬期間が8日になることはあり得ます。
【参考】ペミガチニブ米国添付文書(引用2)
•If you miss a dose of PEMAZYRE, you can take the missed dose within 4 hours on the same day. If more than 4 hours have passed, do not make up the dose. Take your regular dose of PEMAZYRE the next day at the usual time. Do not take more PEMAZYRE than prescribed to make up for the missed dose.
• If you vomit after taking PEMAZYRE, do not take another PEMAZYRE tablet. Take your regular dose of PEMAZYRE the next day at the usual time.
【引用】
1)ペマジール くすりのしおり
2)ぺミガチニブ米国添付文書:PATIENT INFORMATION
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)における取り扱いに基づき咀嚼して(かみ砕いて)のご使用はお控えください。咀嚼して服用した際の薬物動態、有効性、安全性のデータは持ち合わせておりません。
【参考】米国添付文書(引用1)
粉砕、咀嚼、分割、溶解して使用しないように患者さんに指導するよう記載されています。
Administration
・Instruct patients do not crush, chew, split or dissolve tablets.
【引用】
1)ぺミガチニブ米国添付文書:17. PATIENT COUNSELING INFORMATION
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
ペマジールを嚥下困難な患者さんに投与したデータがございません。
ペマジール 添付文書には投与間隔の延長・短縮に関する記載はありません。添付文書に記載されている投与間隔を遵守されることをお勧めします。
ペマジールの添付文書上、手術前の服用に関する規定はありません。
安全性
ペマジール添付文書の「7. 用法及び用量に関連する注意」の項の「副作用に対する休薬、減量及び中止基準」に投与中止基準(引用1)が掲載されておりますのでご参照ください。
【引用】
1)ペマジール 添付文書 7.用法及び用量に関連する注意 7.2副作用に対する休薬、減量及び中止基準
以下にご紹介する国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)結果には、適応外のデータが含まれますが、添付文書に記載された内容に一致しない使用を会社が推奨するものではありません。最新の添付文書をご参照いただきますようお願い致します。
【胆道癌患者での発現状況】国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)146例において、有害事象として、網膜剥離2例(1.4%)、網膜下液、黄斑症及び網膜肥厚各1例(0.7%)が認められ、副作用として、網膜下液、黄斑症及び網膜肥厚各1例(0.7%)が認められました。また、Grade3以上の有害事象として網膜剥離が1例(0.7%)に認められました。(引用1)
【骨髄性又はリンパ性腫瘍患者での発現状況】国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-203試験)41例において、副作用として、網膜色素上皮剥離、網膜下液が各2例(4.9%)、黄斑症、網膜剥離、網膜障害、漿液性網膜剥離が各1例(2.4%)に認められました。また、Grade 3以上の副作用は、ありませんでした。(引用1)
対処法:異常が認められた際は、眼科医に評価を依頼し、本剤の治療終了又は投与中止まで、定期的に検査を行ってください。
症状がある場合又は検査で異常が認められた場合は、本剤を休薬してください。
休薬後、改善した場合は、1段階減量して本剤の投与を再開できます。改善しない場合は、本剤の投与を中止してください。(引用1,2)
【引用】
1)ペマジール 適正使用ガイド 4-1. 網膜剥離
2)ペマジール 添付文書 7.用法及び用量に関連する注意 7.2副作用に対する休薬、減量及び中止基準
ぺミガチニブを投与前には、光干渉断層計(Optical Coherence Tomography:OCT)を含む包括的な眼科検査を行い、その後も、定期的に検査を行ってください(引用1)。
<参考1>ペミガチニブ米国添付文書における記載(引用2)
治療期間中は最初の6ヵ月間は2ヵ月ごと、その後は3ヵ月ごとを目安に検査を実施すること。視覚症状が発現したら、直ちに眼科医に評価を依頼し、本剤の回復又は投与中止まで3週間ごとにフォローアップする。
<参考2>国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)における眼科検査の間隔
スクリーニング期間中は、3サイクル(±14日間)ごとに1回、治験終了時点、及び臨床的に必要な場合に検査が実施された(引用3)。
【引用】
1)ペマジール 適正使用ガイド 4. 主な副作用とその対策p10
2)ぺミガチニブ米国添付文書 5.1 Ocular Toxicity
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2022/213736s002lbl.pdf
3)ペマジール 適正使用ガイド 4. 主な副作用とその対策p11
FGFR2は網膜で発現し、網膜色素上皮細胞の機能において、新生血管形成に寄与し、正常な網膜色素上皮細胞の維持、傷害からの保護、損傷の修復といった重要な役割を果たしています(引用1)。
網膜剥離等の網膜下液の貯留に関連する有害事象は、FGFRを介するMAPK経路が阻害されることで発生すると考えられており、MEK及びMAPKを阻害する薬剤の投与で認められることが報告されています(引用2,3)。網膜に発現するFGFR1又はFGFR2は、網膜色素上皮細胞の機能において重要な役割を果たしており、本薬投与によりFGFR1又はFGFR2を阻害することで、網膜色素上皮の外側血液網膜関門の機能が妨害され、網膜下液の貯留をきたす可能性が示唆されています。一方、本薬投与による漿液性網膜剥離のリスク因子については明確ではありません(引用4)。
【引用】
1)ペマジール 適正使用ガイド 4-1. 網膜剥離
2)van der Noll R, et al. Cancer Treat Rev. 2013; 39(6): 664-672. (https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23434072/)
3)Rosenthal R, et al. Biochem Biophys Res Commun. 2005; 337(1): 241-247.(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16188231/)
4)ペマジール 審査報告書(2021年3月23日承認) 7.R.3.4 漿液性網膜剥離
https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210324005/150892000_30300AMX00259000_A100_1.pdf
ペミガチニブを投与後、網膜障害が疑われる症状があらわれた場合には、通常は、視力検査や視野検査などの一般的な検査所見と、典型的な眼底所見から診断を行います。その他に、蛍光眼底造影検査やフルオレセイン蛍光眼底造影検査による鑑別診断および疾患活動性の判定や、網膜浮腫を詳細に観察するために光干渉断層計(Optical Coherence Tomography:OCT)なども行われる場合があります(引用1,2)。
【引用】
1)ペマジール 適正使用ガイド 4-1. 網膜剥離
2)厚生労働省. 重篤副作用疾患別対応マニュアル 網膜・視路障害, 平成21年5月(令和5年4月改定)
https://www.pmda.go.jp/files/000252187.pdf[2023年5月時点]
網膜剥離と同様の対処をお願い致します。本剤の投与開始前には、光干渉断層計(Optical CoherenceTomography:OCT)を含む包括的な眼科検査を行い、その後も、治療期間中は、定期的に検査を行ってください。また、異常が認められた際は、眼科医に評価を依頼し、本剤の治療終了又は投与中止まで、定期的に検査を行ってください。症状がある場合又は検査で異常が認められた場合は、休薬してください。休薬後、改善が認められた場合は、減量(減量の目安を参考)して投与を再開できます。症状が改善しない場合は、投与を中止してください(引用1)。
【引用】
1)ペマジール 適正使用ガイド 4-1. 網膜剥離
網膜が障害された場合の一般的な自覚症状としては、病巣に合致した視野障害、視力障害がみられますが、周辺視野の異常は自覚されない場合もあります。また、黄斑が病巣となった場合には、視力低下、中心暗点、歪視症といった典型的な症状があらわれます。 患者への指導内容としては、下記のような具体的な症状を伝え、これらの症状がみられた場合には担当医に伝えるよう指導してください(引用1,2)。
・視力が下がる(視力低下・霧視)
・視野が狭くなる(視野狭窄)
・近くのものにピントが合いにくい(調節障害)
・視野の中に見えない部分がある(暗点)
・色が分かりにくくなる(色覚障害)
・光が見える(光視症)
・暗くなると見えにくくなる(夜盲)
・ものがゆがんで見える(変視症)
【引用】
1)厚生労働省. 重篤副作用疾患別対応マニュアル 網膜・視路障害, 平成21年5月(令和5年4月改定)
https://www.pmda.go.jp/files/000252187.pdf[2023年5月時点]
2) ペマジール錠 適正使用ガイド 4-1. 網膜剥離
一般的に高リン血症の臨床的特徴は、軟組織(例として心臓、肺、腎臓、角膜、又は血管)におけるリン酸カルシウム結晶の骨格沈殿につながるカルシウムリン酸沈殿及び低カルシウム血症がない限り一般的に無症状です。
【引用】
ペマジール 適正使用ガイド 4-2.高リン血症
血清リン濃度は、主に食物摂取によるリンの消化管からの吸収、骨からの遊離、骨への取り込み、腎臓における再吸収及び尿中への排泄により調整されており、FGFR阻害剤は、腎臓に発現しているFGFR1のリン酸化を阻害することで、FGF23リガンドによるFGFR1の活性化を抑制し、FGF23によるリン尿中排泄作用を阻害することにより、血清リン濃度を上昇させると考えられています。(引用1,2他)
【引用】
1)ペマジール 審査報告書(2021年3月23日承認) 7.R.3.3 高リン血症
https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210324005/150892000_30300AMX00259000_A100_1.pdf
2)Michel Baum et.al. Kidney Int 2005; 68(3):1148-1153(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16105045/)等
国内ではFGFR阻害剤投与に伴う高リン血症の治療薬として、炭酸ランタン水和物が承認されています。
現在、上記効能又は効果で承認されている製品は、『炭酸ランタン顆粒分包250mg「ニプロ」/炭酸ランタン顆粒分包500mg「ニプロ」』のみです(2022年12月現在)。
なお、国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)及び国内第Ⅰ相試験(INCB 54828-102試験)における高リン血症の管理法は、血清リン濃度が5.5mg/dLを超えた場合には、リン制限食が開始され、7mg/dLを超えた場合には炭酸ランタン水和物等の高リン血症治療剤の投与を含む管理法に従い対応が行われました(引用1)。
【引用】
1)ペマジール 適正使用ガイド 4-2.高リン血症
ぺミガチニブを投与後に手掌・足底発赤知覚不全症候群が認められた場合は、ペマジール添付文書 7. 用法及び用量に関連する注意 7.2副作用に対する休薬、減量及び中止基準「上記以外の副作用」に準じてご対応ください。
<Grade3の場合>
Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬、回復後は1段階減量して投与を再開できます。休薬後2週間を超えても継続する場合は、本剤の投与を中止してください。
<Grade4の場合>
本剤の投与を中止してください。
【引用】
ペマジール 適正使用ガイド 5-5. 手掌・足底発赤知覚不全症候群
国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)コホートA(n=107)において、有害事象として、脱毛症は、63例(58.9%)認められ、そのうち、Grade1は、53例(49.5%)、Grade2は、10例 (9.3%)でした。なお、脱毛症の副作用は、60例(56.1%)でした。
※Gradeは、NCI-CTCAE v4.03
【引用】
1)ペマジール 社内資料
ペマジールの添付文書上、長期曝露に起因する副作用の説明はございません。
ペマジールは、催奇形性が認められておりますので、危険度Ⅱに分類されると考えられます。
日本病院薬剤師会の「抗悪性腫瘍剤の院内取り扱い指針 抗がん剤調製マニュアル」2019年8月改定版において、抗悪性腫瘍剤の危険度はⅠ~Ⅳに分類されています。(引用1)。
【参考】抗悪性腫瘍剤の危険度
危険度Ⅰ:①毒薬指定となっているもの、②ヒトで催奇形性または発がん性が報告されているもの、③ヒトで催奇形性または発がん性が疑われるもの、上記のいずれかに該当するもの
危険度Ⅱ:①動物実験において催奇形性、胎児毒性または発がん性が報告されているもの②動物において変異原性(in vivoあるいはin vivto)が報告されているもの、上記のいずれかに該当し、Ⅰに該当しないもの
危険度Ⅲ:変異原性、催奇形性、胎児毒性または発がん性が極めて低いか認められていないもの
不明:不明(変異原性試験、催奇形性試験または発がん性試験が実施されていないか、結果が示されていないもの)
【引用】
1)遠藤一司ほか編 抗悪性腫瘍剤の院内取り扱い指針 抗がん薬調製マニュアル 第4版, 監修 日本病院薬剤師会, じほう, 2019
十分なデータを持ち合わせておりません。以下、参考に臨床試験の情報をお示し致しますが、あくまで症例報告ベースの情報となりますので、患者さんの慎重なフォロー及び対処をお願い申し上げます。
患者臨床試験で検証したペミガチニブの最高1日総用量は海外第Ⅰ/Ⅱ相試験(INCB54828-101)の20mg1日1回投与(QD)でした。この用量で用量制限毒性は認められませんでした。
各臨床試験で過量投与は定義しておりませんが、国際共同第Ⅱ相試験(INCB-54828-201)において、1例Grade1の有害事象として投与16日目~20日目までペミガチニブの偶発的過量投与がありました。当該被験者ではGrade1の血中リン増加を併発しましたが回復し、当該事象発現時は他の有害事象の発現はありませんでした(引用1)。
過量投与は、有害事象報告対象となっておりますので、該当の患者様があられましたら、以下メディカルインフォメーションセンターか弊社MRにご連絡ください。TEL:0120-094-139
【引用】
1)ペマジール 社内資料:過量投与(2021年3月23日承認、CTD2.7.4.5.6)
胆道癌
国際共同第Ⅱ相試験(INCB 54828-202試験)のデータがあります。
同試験では、コホートAの被験者を、FGFR2融合遺伝子を有する被験者及びFGFR2遺伝子の再構成を有する被験者に分けて評価しました。
融合に分類された被験者は107例中92例であり、IRC判定に基づくORRは34.8%(95%CI 25.15~45.43)でした。CRは2例(2.2%)、PRは30例(32.6%)に認められました。再構成に分類された被験者は15例であり、IRC判定に基づく全奏効率(ORR)は40.0%(95%CI 16.34~67.71)でした。CRは1例(6.7%)、PRは5例(33.3%)に認められました。いずれの分類でも、ORRの95%CIの下限値は15%を超え、FGFR2融合遺伝子を有する被験者及びFGFR2遺伝子の再構成を有する被験者のいずれでも、胆管癌患者における本薬の有効性が示されました(引用1)。
なお、FGFR2融合遺伝子を有する被験者及びFGFR2遺伝子の再構成を有する被験者に分けて安全性を評価したデータはありません。
【引用】
1)ペマジール 社内資料:(2021年3月23日承認、2.7.3臨床的有効性の概要 3.2.1.1. FGFR2融合遺伝子又はFGFR2遺伝子の再構成を有する胆管癌患者におけるORR
骨髄性又はリンパ性腫瘍
国際共同第2相試験(INCB 54828-203試験)注)のデータがあります。
同試験は、FGFR1 融合遺伝子陽性の骨髄性又はリンパ性腫瘍患者を対象にした、単群の非盲検で行われました。
なお、当試験は、13.5mg 1日1回で2週間投与後1週間休薬を1サイクルとするスケジュール(間欠投与)で開始しましたが、その後、治験実施計画書の改訂により、開始用量13.5mg QDを3週間1サイクルとした連日投与スケジュール(連日投与)に変更しました。
そのため、当試験には、連日投与を行った集団と、間欠投与を行った集団が存在し、これら両方の集団を含んだ「全体」において評価を行っています。
有効性評価可能集団(40例:全体)、安全性評価可能集団(41例)の結果は以下のとおりでした。
<有効性>
- 完全奏効率(CRR)は全体で62.5%(25/40例)(95%CI:45.80, 77.27)、連日投与集団で66.7%(18/27例)(95%CI:46.04, 83.48)で、完全奏効と判定された全体25例、連日投与集団18例における完全奏効持続期間(DOCR)はいずれも中央値未到達でした[9ヵ月時点のDOCRのカプランマイヤー推定値は全体で80.3%(95%CI:55.5, 92.1) 、連日投与集団で73.7%(95%CI:43.9, 89.3)]。
- 奏効率(ORR)は全体で72.5%(29/40例)(95%CI:56.11, 85.40)、連日投与集団で77.8%(21/27例)(95%CI:57.74, 91.38) で、奏効と判定された全体29例、連日投与集団21例における奏効持続期間(DOR)はいずれも中央値未到達でした[9ヵ月時点のDORのカプランマイヤー推定値は全体で82.3%(95%CI:59.4, 93.0) 、連日投与集団で75.9%(95%CI:47.7, 90.2)]。
- 細胞遺伝学的完全奏効率(CCyRR)及び細胞遺伝学的部分奏効率(PCyRR)は、全体でそれぞれ70.0%(28/40例)及び15.0%(6/40例)、連日投与集団でそれぞれ74.1%(20/27例)及び14.8%(4/27例)でした。
- 無増悪生存期間(PFS)は全体及び連日投与集団の いずれも中央値未到達でした[12ヵ月時点のPFSのカプランマイヤー推定値はそれぞれ79.1%(95%CI:58.6, 90.2)、91.3%(95%CI:69.5, 97.8)]。
<安全性>
安全性解析対象集団は41例において、本剤の間欠投与で開始した14例(34.1%)のうち3例が連日投与レジメンに切り替えました。残りの27例(65.9%)は投与開始時より連日投与でした。
安全性解析対象集団における本剤の投与期間の中央値(範囲)は、間欠投与集団で119.0日(36~1528)、連日投与集団で232.0日(15~871)、全体で191.0日(15~1528)でした。
副作用
副作用(治験薬と関連のある有害事象)は97.6%(40/41例)に認められ、主な副作用(発現割合40%以上)は、高リン血症29例(70.7%)、脱毛症23例(56.1%)、下痢18例(43.9%)、口内炎18例(43.9%)等でした。
注)本試験結果には一部承認外の用法及び用量による症例を含むが、承認時に評価された資料であるため掲載。
【引用】
1)ペマジール錠 インタビューフォーム
全ての被験者候補は、FGFR1を活性化することで知られている8p11転座又はFGFR1再構成が治験実施医療機関の細胞遺伝学的検査[従来的な細胞遺伝学的検査及び/又は蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)法]で確認されていることが条件となっていました。
【引用】
社内資料:INCB 54828-203試験(2023年3月27日承認、CTD2.7.6.2)
本薬の診断に関するコンパニオン診断薬はありません。染色体検査又は遺伝子検査により8p11染色体領域の転座が確認され、FGFR1融合遺伝子陽性の骨髄性又はリンパ性腫瘍と診断された患者が対象となります(引用1)。
一般的には、G-band(染色体検査)やFISHで8p11転座又は、FGFR1融合遺伝子陽性が検出されれば、それで鑑別診断が可能です。INCB 54828-203試験では、スクリーニング前に実施医療機関で従来の細胞遺伝学的検査及び/又はFISHを実施し、FGFR1関連の変異転座の1つ及び/又はFGFR1再構成が認められることを確認しました(引用2)。
【引用】
1)ペマジール錠添付文書
2)社内資料:有効性評価に用いた臨床試験の試験デザイン(2023年3月27日承認、CTD2.5.4.1)
国内外の診療ガイドラインのうち、FGFR1融合遺伝子陽性のMLNに対するペミガチニブの記載があるのはNCCNガイドライン(v.1.2024)のみであり、当該ガイドラインでは下記の記載があり、ペミガチニブはFGFR1融合遺伝子陽性のMLNに対して優先して選択する治療として位置付けられている。
- FGFR1融合遺伝子陽性の慢性期及び急性期のMLN患者に対する優先すべき治療として、ペミガチニブ単独投与が推奨される(Category 2A)。また、急性期のMLN患者に対して、ペミガチニブ又は各種病態に応じた化学療法が推奨される(Category 2A)。慢性期及び急性期のいずれの場合も、ペミガチニブによる治療に引き続き早期にHSCT(造血幹細胞移植)を考慮すべきである。
【引用】
NCCNガイドライン:Myeloid/Lymphoid Neoplasms with Eosinophilia and Tyrosine Kinase Fusion Genes(v.1.2024)
https://www.nccn.org/professionals/physician_gls/pdf/mlne.pdf【ウェブサイトへの登録者のみアクセスが可能です】
その他
使用制限を設定してはおりません。
<添付文書 警告>
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
なお、全例調査の実施状況が、適応疾患によって異なっております。
- CCA:全例調査の登録は終了しております。
- MLNもしくは対象疾患不明の場合:骨髄性またはリンパ性腫瘍を対象にご処方いただいた場合は、全症例の使用成績調査へのご協力をお願いしております。
<添付文書 21. 承認条件>
21.2 国内での治験症例が極めて限られていることから、製造販売後、一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は、全症例を対象に使用成績調査を実施することにより、本剤の使用患者の背景情報を把握するとともに、本剤の安全性及び有効性に関するデータを早期に収集し、本剤の適正使用に必要な措置を講ずること。
14錠包装と42錠包装で、同一のコードは、以下のとおりです。
承認番号:30300AMX00259000
レセプト電算コード:622851101
薬価基準収載医薬品コード/個別医薬品コード/YJコード:4291072F1024
HOTコード9桁:128511601
それ以外のコードは以下のとおりです。
(14錠包装)
統一商品コード:957200027
JANコード:4987957200027
GS1コード(調剤包装単位):04987957100013
GS1コード(販売包装単位):14987957200024
GS1コード(元梱包装単位):24987957200021
HOTコード(13桁):1285116010102
(42錠包装)
統一商品コード:957200010
JANコード:4987957200010
GS1コード(調剤包装単位):04987957100013
GS1コード(販売包装単位):14987957200017
GS1コード(元梱包装単位):24987957200014
HOTコード(13桁):1285116010101